今日は息子の運動会

一応、ビデオ、カメラの充電は前日ばっちりして、準備万端のつもりだったけど、結局出遅れてしまい、幼稚園についたころはもう、日陰の涼しそうな席はやる気まんまんの親たちでいっぱい。それでも、娘の居場所だけでも確保すべく、トイレ横の木陰にベビーカーおき、すぐ近くの場所にレジャーシートをひいて撮影場所を確保。とりあえず、娘だけでも涼しい場所を確保できてよかった。そして運動会を開始してすぐ、徒競走がはじまったのだが、予想通り、というか、親もびっくりするくらい息子は遅かった。というか、世の中の幼稚園生って、走るの早いのね。私ら夫婦はかなりショックを受け、私:「これってかなりヤバイよね。今年はリレーないからいいけど、来年この調子だと、クラスに迷惑かかるよ。」旦那:「う〜ん・・・」私:「やっぱり体育の家庭教師かね。パパ教えるの無理でしょ。」旦那「ムリムリ。」私:「・・・あんたそれでも親?」旦那:「オヤ?」私:「・・・・」と言う感じで運動会開始そうそう晴天にもかかわらず、私の心は暗雲がたちこめることに。で、次の出る種目は組体操。私はぐずる娘を抱きかかえ、カメラを持ち息子の近くで撮影。そういえば、息子は「僕一番前でやるからね」といってたっけと思いつつ、一番前まで、走っていった。息子は、さきほどの徒競走とは違い、きちんとひとつひとつのポーズをこなし、2人組でやるポーズやビッグウェーブ、扇などの、大勢でやるポーズもとても上手だった。私は娘を小脇に抱え、必死に撮影しながらも、感動して、一人目頭を熱くしていた。私も目がつりあげったり、ウルウルしたり忙しい。しかし、考えてみれば、このすばらしい息子の晴れ姿はカメラより、ビデオのほうがよかったのでは?肝心のビデオ担当の旦那は、まあ、一生懸命撮影をしてくれていたが、いってみれば私らが陣取った席はサッカーでいえばバックスタンド。しかも、私:「しんのすけすごい上手だったね。」旦那:「まあ、そーだね。」と思ったよりも冷めた返答。私「パパこそ前で撮ればよかったのに、やる気あんの?それでも親?」旦那「オヤ?」私「・・・」はあ、レッズ観戦くらい子育てにも熱くなってほしいものだが、決して、決して若くはないので、無理は禁物だわね。倒れられても困るし。でも息子のいいところをもっとみてあげましょう。親バカなくらいでちょうど良いのですよ。と、まあここで、息子が出場する4種目のうち2種目を消化。祖父母や未就園児の競技も終了して、3種目目は帽子を持ったダンス。息子はダンスの類は好きなので、そつなくやっていた。思えば、精神年齢がひとつ以上うえの子と一緒にやっているのだ。これだけちゃんとやってれば、十分すごいこと。担任の先生が「しんのすけくんはとても頑張っているのですから、今の彼を認めてあげましょう。」と個人面談でいわれたことを思い出してしまう。それでも、親としてはもっと、もっとと今以上を求めてしまうのだけどね。まあ、それはおいといて、4種目は親子競技。
旦那は息子に「これが終わったら、ラーメン食べれるから、頑張って早く走ろうぜ。」と説得し、息子もやる気がわいたらしく、父親の走りにあわせかなり早く走っていた。彼の場合きっと走るのが遅いという根本的な問題のほかに、両家の初孫として王子様のように育ってしまったせいか、競争心というものが欠落しているのが、かけっこで遅い原因のひとつなんでしょうな。一等だからなんなの?みたいな。くやしいという感情が芽生えたらまた少し変わるのかも。とまあ、こんな感じで、無事運動会は終了。帰り際体操の先生がやってきて「しんのすけ、今日はよくがんばったな。組体操いままでで一番上手だったよ。」とほめてくれた。私は、お、グッドタイミングとばかりに、「先生、来年はリレーもあるので、どうかかけっこの指導よろしくお願いします。」とお願いしたところ、先生も息子の走りを知っているので、「ええ、これからかけっこに力を入れていきましょう。頑張ろうな!しんのすけ。」と頼もしい返事。まあ、旦那には頑張って息子の教育費稼いでもらって、専門の先生に息子を託しすことにしよう。そして、今年の運動会の反省。家はもっと早く出ましょう。組体操の撮影のときは正面に行きましょう。地道に走る練習をしましょう。かな?