浦和レッズ2008年最終戦の布陣は?

先日のガンバ大阪戦で一発退場のエジミウソン、累積警告の闘莉王、そして今日、田中達也が右足首痛と左太もも裏の違和感により最終節横浜Fマリノス戦の欠場が決定的。この3名の欠場は、浦和レッズの得点力に大きく影響を及ぼす気がするなぁ。優勝の可能性は潰えてはいるが、我が家も含め、応援に駆け付けるであろう5万人以上のサポーターに応える意味でも、また来季にしっかりと繋げて行く意味でも、残されたメンバーでベストな戦いをお願いしたい。まあ昨年達也みたいに無理する必要は全く無いけどね。
また、12月6日の最終戦は、サポーターにとっても重要な一戦になる気がする。それは今シーズンの失態を受け、クラブにどんなメッセージを送るのかということ。公にメッセージを送る今季最後の場になるからね。個人的には、フロントや監督に振り回されながらも、最後まで奮闘した選手を労い、そして来季のタイトル奪還を強く願いたいね。クラブは、特に藤口社長はこれをしっかり受け止めてもらい、真剣に来季のビジョンを構築してほしい。頭が真っ白とか言ってる場合じゃない。浦和レッズは犬飼体制になり観客動員数も増え、クラブも収益を伸ばしてきた。タイトルを取る度に記念グッズを発売し、タイトルに飢えていたレッズサポからグッズ代を搾取して利益を伸ばしてきた。それは別に悪いことではない。しかし、サポーターも無償の愛を提供しているわけではない。“感動”という対価を求めている。来季はこれに応えるために、今からしっかりと準備よろしく。じゃないとせっかく伸ばしてきた観客動員数が減少に転じちゃうよ。

浦和レッズのリーグ戦観客動員数は、2004年には55万人に満たない数字だったが、2005年には67万人、優勝した2006年には“ALL COME TOGETHER”作戦で77万人を動員。昨年2007年には79万人まで伸ばし、今季は成績こそ振るわなかったが前節までで75万5,770人を動員しており、80万人突破はほぼ確実な状況*1。この数字は“当たり前”じゃなく、過去から築き上げ、守ってきたもの。今度の最終戦も、来季も、選手も監督も、クラブも、本当に真剣にやらないとやばいかもよ。
さて、その最終戦ですが、普通に考えるとこんなトコでしょうか?エンゲルスも自分の存在意義を示すためにあえて普通じゃない選択をしてきた節があるが、やっぱ普通が一番。これでいきましょう。まあ今日時点での考えですが。

*1:44,230人の動員が必要。既に優勝は逃しているが、最終戦ということを考えれば4万4千人は固いかな。