浦和レッズサポは恵まれている 甲府0-2浦和

昨日の試合、俺にとっては初めての山梨中銀スタジアム
長い道程を電車に揺られ、漸く甲府駅に到着。
南口のロータリーにスタジアム行きのシャトルバス乗り場でヴァンフォーレ甲府ユニを着た人から『レッズの事も書いていますから』と、バス小瀬新聞なるものを貰った。
バスの中は赤一色。地元の人は車で行く人も多いからだと思うが、まるで浦和美園から埼スタ行きのシャトルバスの様だった。
新聞にも『甲府の街が赤く染まった日』という、2006年当時にバスの中がレッズサポで埋め尽くされた様子が書かれていた。(せめて1便だけでもバスの中を甲府カラーに染めようと試みるも、失敗に終わったというエピソードも書かれていた)
また新聞には両チームの選手が一人づつ紹介されていて、浦和レッズ槙野智章ヴァンフォーレ甲府はかつて浦和レッズに在籍した野田紘史だった。
バスに揺られて20分(料金は360円/歩くのは無理かも)、スタジアムに到着すると、アウェイ恒例の長蛇の列。
遅く出たつもりはなかったが、サブグラウンドを3/4周する位の列に並ぶことに。
17時開門で席に着いたのが17時半位。
スタジアムは狭く、電光掲示板はアウェイゴール裏の後ろにしか無いので、時間など確認する際にはいつも後ろを振り返らなければならなかった。
座席の位置が低いせいか、試合(ボール)の行方が見難い。埼スタのゴール裏では感じられないことだ。
売店も品数が少なく美味しそうな感じもしないので、500円の焼きそばは買う気がしなかった。
試合の方は浦和レッズ甲府を攻めあぐねる中、甲府は一瞬の隙を狙って決定機を演出するなど、正直どちらに転んでもおかしくない展開だったが、後半に入りスペースが空き始めた時間に梅崎司が左サイドを駆け抜け、柏木陽介のパスを受けると、角度の無いところから見事にゴールネットを揺らした。
この辺りから甲府は急にバタバタし始め、その隙を関根が突いてゴールエリアへ進入した所を倒され、PKを獲得。
ズラタンが左側に蹴ったシュートは一度は弾かれるが、その後落ち着いて見事に押し込み2点目。
試合はそのまま2-0で浦和レッズが完封勝利。
関根クンの怪我が気になるが、次節ガンバ大阪戦を首位で迎えることが出来た。
余談だが、試合前に関根クンのチャントをゴール裏みんなで練習していた。なかなか難しいチャントだにゃあ。
昨日を振り返り、総じて言える事は、レッズサポは恵まれているという事。
綺麗なスタジアムがあり、サポーターは沢山いて、良い選手も沢山いて、優勝争いをしている。
無論、全て最初から手にしていた訳ではなく、今の甲府の様に何も無い状態から苦労して築き上げてきたものだ。
だからこそ、失わないようにみんなで守っていかなければならないし、甲府の様なクラブも陰ながら応援したい。
さて、今日は武田信玄所縁の武田神社をお詣りしたし、そろそろ家路に着くとしよう。